入院の部屋は個室なのでパジャマに着替えて朝一の検診に行きました。
赤ちゃんは下がっておらず、子宮口も開いておらずとりあえず便を全部出してほしいから薬飲んで落ちついたら誘発分娩にいきましょう。と言われ下剤を飲んで部屋へ戻ると2歳の息子と旦那はテレビでアンパンマンを見ていました(´ρ`)
息子は今からママがとてつもない大仕事をするとは思っていないのでアンパンマンを見ながら喋りにきたり膝の上に乗ってきたりいつもの日常と変わらない感じで私も緊張が解けてリラックスできました。
だんだん下剤が効いてきてトイレに行くと血がついてて「お尻切れた!!」って看護婦さんに言うと笑いながら「いや、それおしるしよ」って言われて自然に産めるのかも!って少し期待しましたが変わらず、促進剤を点滴で打ち、NSTから聞こえる赤ちゃんの心音を聞いてベッドに横になってました。
だんだん微弱ですが陣痛が来た頃、これ以上強くなると叫び散らかしてしまい息子を怖がらせてしまうと思い用事を終えて来てくれた義母に息子を預けました。
「赤ちゃん産まれたらちゃーちゃん(義母)に電話するから〇〇(息子)も会いに来てな」
「〇〇ちゃん(名前決めてたからもう知ってる) もう出てくる?」
「多分遅くても夜ご飯の時間には出てくるかなぁ」
「バイバイ」 「ばいばい」
これが最後。数時間後には産まれてこの子はお兄ちゃんになる。新生児の育児に追われてきっとこの子に寂しい思いさせてしまうんかな。大丈夫なんやろうか。パパとママの独り占めも最後…
って考えてたらバイバイした直後に泣けてきて産まれてくる嬉しさと陣痛の恐怖と息子の事で感情がバラバラになってしまいました。それを見てた旦那が一言。
まぁなんとかなるやろ!!
基本楽観視な旦那の一言に当時イラっとして無視してしまいました(笑)すまんね!
さすが誘発、さすが促進剤という感じでどんどん痛み、張りの感覚も縮まって息子と義母と別れてからまだ一時間も経っていないのにすでにいきみたい感覚が出てて、まだまだ大丈夫と自分に言い聞かせて尿意があったのでトイレに行ってベッドに戻った途端《ゴボンっ》っていう音とお腹が下がる感覚、下着が濡れた感じがありました。その音は横の旦那にも聞こえていたみたいで「え、破水?」って言われそうかもと思いながらも尿漏れかもしれないし..恥ずかしさからナースコール出来なかったんですけど破水だと大変なので旦那がナースコールしてくれました。
一回分娩室に行き破水かどうか見てもらうと…破水でした。
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